その他暖房機器との比較
エアコンのデメリット
現在、メイン暖房と言えばエアコンですが、暖気は上昇する性質があり、どうしても温もりにムラが出てしまいます。
そのため、さまざまな暖房器具を併用されているお店や施設も少なくありません。
では、併用するに適した暖房とはどういうものか。以下、その他暖房機器を独自に検証しました。
つまり、併用するには上記のような事が少なく、かつ、さらなるデメリットが少ない製品が好ましいという事。
床暖房
メリット
- 輻射熱で敷設スペースは均等に暖まる
- 見た目は変わらない
- スペース不要
- 省エネ
- 安全
デメリット
- 工事が必要
- イニシャルは高め
- 要メンテナンス
- 土足スペースには効かない
- 後付けが難しい・及び不可能
- 水に弱い
ストーブ・ファンヒーター
メリット
- 素早く暖まる
- 持ち運べる
- イニシャルが安い
- 工事がいらない
デメリット
- 見た目
- 場所を取る
- 燃料の補充が必要(灯油など)
- 風・乾燥
- 小さくても電気代高(赤外線ヒーターなど)
- ニオイ
- 安全性
暖炉・薪ストーブ
メリット
- オシャレ
- 熱効率は良い
デメリット
- イニシャルは高
- 要燃料
- 場所を取る
- オフシーズン邪魔
- メンテナンス(掃除など)
- 重量・設置制限(条件)
オイルヒーター
メリット
- 乾燥しない
- 熱効率は良い
- 無音
- メンテナンス軽
デメリット
- 時間が掛かる
- ランニングコスト
- 重量
- 見た目
- 場所を取る
暖カウンター
メリット
- 省エネ
- 省スペース
- 無音(静音性)
- 無風により乾燥を防ぐ
- 高いデザイン性
- メンテナンス不要
- 後付けが容易
- 取付場所を選ばない
- 表面の着せ替えが自由
デメリット
- 専用工事が必要
- スピード(10分ほどかかる)
- イニシャルコスト
- オフシーズンでも付いたまま
暖カウンターと床暖房との違いは?
暖カウンターと最も近い構造の暖房機器として、「床暖房」がありますが、その違いとは何でしょうか? ここでは暖カウンターと床暖房を分かりやすく比較してみます。
床暖房 | 暖カウンター(スポット足元暖房) | |
---|---|---|
機器概要 | その名の通り、床全面が暖かくなる接触型暖房機器 | 壁面部分に取り付ける非接触型暖房機 |
設置方法 | 床下に敷設工事が必要。既存床の場合、一度剥がす事もあり、床の素材により適合しない場合もある | 必要な部分の壁面に簡単設置できるような設計工事は早くて数時間で終わります。 |
温もり方 | 床面から暖かさを与えます。※接触型(床暖房の敷設率が70%以上あれば、室温も暖かくすると言われております) | 壁面に設置することによりそのスペースを暖めます。 ※非接触型 |
メンテナンス | 故障などの際には再度床面をはがしての補修・修理が必要 | 万が一故障した場合も、その交換部分を交換するだけと簡単修復。 |